ローン用語解説: 2007年12月アーカイブ

もし、あなたに
A 真面目で全幅の信頼が置ける親友
B それほど親しくはないが真面目そう
C 普段から時間にルーズで遅刻が多い
の知人がいたとします。
あなたはA、B、Cの3人から借金を頼まれました。しかもきちんと利息を払うという条件です。あなたは利息の利率を決めなければ
なりません。
現在、世の中にはたくさんの金融機関があります。そして時代の変化とともに取引先を企業から個人へと変えてきています。そうし
た中競争は激しくなり、銀行系ローン、消費者金融系ローン、信販系ローンと数年前にはあった境目はなくなりつつあります。
冒頭に紹介した例で考えますと、たぶんあなたはAにはほとんど利率をつけず、Cには高く設定し、Bにはその中間を設定するで
しょう。それはあなたが予想する「返してくれる確率」によります。言葉を変えるならリスクの高さによります。
ローン会社の利率もあなたの考えと全く同じです。リスクの高さで利率は決められているのです。利率が高いということはあなたは
「ローン会社から信用されていない」ということです。
あなたもできるなら、あなたを高評価してくれるローン会社から借りたいとおもいませんか。
きちんと調べればあなたを信用し、高評価してくれるローン会社はあります。まずは調べることが大切です。大切な友人を得るため
に…。
人生を生きていますと思いがけなくお金が必要になることがあります。不思議なことにそういうときに限って財布も預金も貯金もピ
ンチであることが多いものです。「だから人生は面白い」などと余裕のある人は少なくほとんどの人が悩むのではないでしょうか。
そういうときは「振込ローン」を利用しましょう。例えば…
・出張に行った夫が出張先で病気になり急いで現地に行く必要迫られた奥さんに役立つ振込ローン
・昔片思いだった彼女から急に連絡があり「会いたい」と言われた彼に役立つ振込ローン
・ウィンドショッピングをしていたとき給料日前なのにどうしても欲しい洋服が見つかった彼女に役立つ振込ローン
などなど…。
振込ローンの特徴は、どこからでも「電話」「ファックス」「パソコン」「携帯」から申し込むことができることです。そして審査
さえ通ればその日のうちにお金を振り込んでもらえます。さらに最も便利な点は保証人や担保が原則として不要であることです。
ただ1つだけ欠点を言うなら金利が少々高めであることくらいですか。しかし急な出費ですから次の給料日に返済するなら利息も少な
くて済みます。
振込ローンをうまく使うならこれほど役立つローンはありません。
頭の隅にとどめておきましょう。
金融自由化といわれる現在、ローンを組むのは簡単ですが、ローンを返すのは大変です。そうなのです。借りたものは返さなければ
ならないのです。その返し方にもいろいろと種類がありますのでよく理解していなければ損をしてしまいます。
住宅ローンなどでよく使われる返済方法として「元利均等返済」「
元金均等返済 」があります。
「元利均等返済」は毎回元金と利息の合計(返済額)が同じ金額になるように返済していく方式です。これに対して「元金均等返済
」は毎回、一定額の元金を返済していく方式です。この方式は「元利均等返済」に比べてローン残高が確実に減っていきますので借
りる側としては有利ですが、当初の返済額が多くなるので利用しづらく、一部の公的な住宅ローンでしか扱っていないのでが現状で
す。
これらのほかにローンの返済方法としては「アドオン返済」がありますが、この方式は「返済が終了するまで当初の借入金額をもと
に利息計算される」ので表示金利より実質金利は高くなっています。またクレジットの支払い方法の1つとして「リボルビング返済
」があります。これは月々の支払金額をあらかじめ決め、次に利用金額によって返済回数が決まります。一般に「リボ払い」などと
言われています。
お金を借りたなら必ず返さなければなりません。返済方法の特徴をきちんと理解しておくことがお金を借りる第一歩です。
住宅ローンを組む際はいろいろな条件があります。その1つに年令制限があります。多くの金融機関が返済終了年令に上限を設けてい
ます。ですので60才で30年のローンは組めません。
そんなときに便利なのが「親子ローン」です。「親子ローン」とは親子が連帯してローンを返済していく方法です。民間、公庫とも
にありますが、公庫の場合を例にとって紹介します。
公庫の場合は子どもの借入申し込み時の年令を基にして返済期間を選べます。例え親が60才であろうと30年ローンは組めることにな
ります。
ただ、問題点も考慮しておきましょう。
もし将来、「子ども自身の結婚」などなにかの理由で新たに家を購入しようと思ってもローンが組めないのです。理由は子どもは親
子ローンの連帯債務者になっているからです。金融機関は住宅ローンが残っている人には新たに住宅ローンは組んではくれないので
す。
また、少ないとは思いますが、もし親子でトラブルがありケンカなどして子どもが独立した場合、支払い能力がなくなることです。
人生はなにが起こるかわかりません。親子ローンを組むときは親子で揃って契約書に署名をします。このときに親と子どもともに強
い意識を確認することが大切です。
親子ローンは親子の絆のバロメーターにもなります。
数年前より商工ローンはあまりよい印象を一般の人に持たれていません。確かに悪徳業者が存在するのは事実ですが、良心的な商工
ローン会社もあることを知ってほしいと思っています。
商工ローン会社の存在がどれほど社会に役立っているか、お話したいと思います。
例えば、ある零細企業が「現在より更に成長したい」と考えている、とします。その企業はまだ開業後間もなく実績が残せていない
とします。そういう企業の常として資金的にも余裕はありません。ですので「借入をしてローンを組もう」と考えます。しかし、そ
うしたとき普通の銀行は、中小零細企業を主な取引先とする信用金庫でさえ貸し出しに慎重になるものです。
そもそも企業は借金をしてローンを組んでまで成長を目指さなければならないのでしょうか。答えは「イエス」です。どんな大企業
でさえ最初から資金があることはあり得ません。みな最初は借金をしてローンを組んで開業するのです。もし資金が貯まってから開
業しようなどと考えている経営者はいつまでたっても開業できないでしょう。ビジネスの世界はスピードが命です。
このようなビジネス界において銀行などが容易に貸してくれないときその需要を満たしてくれるのが商工ローンなのです。
商工ローンを慎重に選び、上手に活用することが企業を成長させる要因です。
住宅ローンは長期にわたり返済する商品です。その間なにが起こるかわかりません。その「なにか」でもしあなたに万が一のことが
あった場合返済が滞ってしまいます。そうしたことを防ぐために住宅ローンを組むとき同時に生命保険に加入するようになっていま
す。この保険を団体信用生命保険(以下「団信」と言います。
団信は金融機関がまとめて生命保険会社に申し込みますので一般の生命保険に比べて保険料が安くなっているのが特徴です。また一
般の生命保険は加入年令が高いほど保険料が高く設定されていますが、団信はそうした条件がありませんのでメリットがある保険と
言えます。
住宅ローンには公的と民間とありますが、公的ローンは任意加入で民間は義務づけられています。
公庫は年間返済額が100万円のとき保険料は2,810円と割安になっています。公庫利用者の95%が加入しているのもうなづけます。
民間ローンは団信が義務となっており、ほとんどの場合ローン金利の中に最初から盛り込まれていますのであまり意識する必要はあ
りません。
団信で最も大切なことは生命保険に入っていることです。つまりほかの生命保険の保険額を減らすことも可能なのです。意外と団信
のことを忘れていてほかの生命保険に多く入っている人が少なからずいますので頭の隅に入れておきましょう。
成果主義の普及により「定年まで同じ会社に勤め続けよう」と考えている方は昔よりは少なくなっていくように思います。そうした
現状の中で会社員の方に考えていただきたいことがあります。
住宅ローンなどを組む場合、やはり一番に考えるのは「より金利の低いローンを組む」ことです。そしてもし勤務する企業に社内
ローン制度などがありますとそれを利用するようになります。また、労働組合などにカーローンやリフォームローンなどがある場合
も金利が優遇されていますので社内のローンを利用したくなります。
しかし、こうした判断は自分の行動を狭めることになってしまいます。
将来、もしかしたら社内の人間関係に悩み、またもしかしたらヘッドハンティングされ、またもしかしたら独立心が芽生え、会社を
辞めることが起こるかもしれません。そうしたときほとんどの場合、社内ローンの全額返済を求められます。
しかしどんな理由にしろ退社するときというのは少しのお金でも必要になるものです。そうしたときにローンを全額返済するのは無
理があります。そして退社をあきらめる…。
そうした事態を避けるためにも社外のローンを利用するべきです。現在の社会はたくさんの種類のローンが銀行、消費者金融、クレ
ジット会社で用意されています。しかも数年前に比べますと格段の好条件になっています。
ローンを組むなら社外の金融機関で組むほうが長い目で見た場合安心です。

もし住宅ローンが支払えなくなったら自己破産する以外に道はないのでしょうか。自己破産したなら財産を全て処分して債権者の配
当に充てなければなりません。せっかく買った住宅も他人のものになってしまいます。個人再生法は住んでいる家を処分することな
く個人の生活を再建させる方法です。
個人再生法の最も大きなメリットは差し押さえの危険性がなくなることです。将来利息の免除や元金も減額することができます。家
を手放すことなく債務を整理できるのです。
この法律は相手方(ローン会社)の同意がなくても、裁判所の許可を得られればローンの支払い期間を延長できる法律です。ただ
し、元金や利息など支払うべき金額がカットされる性格ではないことに注意してください。
個人再生法の説明をしましたが、決して勧めているわけではないことをご理解ください。ローンは返済するのが義務です。最初から
返済するつもりがない人はローンを組む資格がありません。この制度を利用するには裁判所が「再生計画案」を認可する必要があり
ます。安易な利用はできないものと肝に銘じてください。
ローンはあなたの生活を豊かにするものであり、苦しくするものではありません。それを決めるのはあなたしかいません。
僕はキャッシングローンをたまに利用しているのですが、実は、僕は金利について漠然とはわかっていたつもりですが、本当はあま
りよくわからなかったんですね。僕、経済学部だったんですけど…。今回勉強しましたので皆さんに役立てば幸いです。
一番単純に考えて、金利の計算方法がわからなかったんです。調べましたら下記の計算式でした。
元金×年率÷365×日数=金利
これだと想像しにくいと思いますので具体的に使ってみましょう。
金利20%で10万円を30日間借りたなら…。
10万円×0.2÷365×30日=約1,643円
1,643円でした。これが1年間だと約2万円になります。やっぱりちょっと高いかな…。でもキャッシングローンは僕にとって役に立つ
ものだから必要です。そこで僕は結論を出しました。
キャッシングローンは「短期間で返す」のが最もよい利用法です。
因みに「利子」と「利息」の違いが判明いたしました。
「利子」はお金を借りたときに増えるもので、「利息」はお金を預けたときに増えるものでした。
先ほど金利20%の例を出しましたが、現在はもっと低い金利のっキャッシングローンもたくさん出ていますのでよく調べてからどこ
でキャッシングローンを借りるか決めればいいと思います。
それにしてもローンの世界は奥が深いです。
銀行の住宅ローン、今の時代は種類がたくさんあります。どれを選択すればよいのか迷うが普通です。さて、あなたはどれを選択し
ますか?
<固定金利型>
完済までの適用金利が決まっているローンです。しかしもしかしたら将来、もっと金利が安くなる可能性もあります。簡単には決め
られないものです。実は、それは銀行も同様であまり勧めないはずです。
<変動金利型>
年に2回適用金利が変動するローンです。短期や長期のプライムレートに連動して変動します。こちらのタイプが現在最も選択されて
います。
<固定期間選択型>
3年、5年、10年など一定期間の適用金利が固定されるローンです。一定期間が終了した時点でその後の金利タイプを選択します。
<上限金利設定型>
変動金利の中で適用金利の上限を設定しているローンです。上限があるのは安心感がありますが、普通の<変動金利型>より若干金
利が高めに設定されています。
<預金連動型>
預金残高に連動して金利が下がるローンです。例えば預金額が増えると金利が下がるのはとてもうれしいものです。もしマイ銀行を
決めているなら有利なタイプです。

住宅ローンは長期間に渡る買い物と同じです。将来後悔しないように慎重に選択しましょう。
近年、教育費は増大の傾向にあります。公立学校の荒廃が言われる中、やはり親としては子供に満足のいく教育を受けさせてあげた
いと思うのは当然です。そうなりますと自然と私立学校を目指すようになってしまします。そのときに気になるのがお金の工面です。
教育費というと、公立学校と私立学校の違いを思いがちですが、それ以前の私立学校に入学するためには塾に通わなければならない
ことも事実です。つまりひと口に教育費という場合学費以外に受験に対してもかなりの金額が必要とされています。
そんなときに役に立つのが教育ローンです。また、教育ローンは受験や学生だけに役に立つものではありません。社会人であっても
キャリアアップのために、例えば海外留学や英会話学校など各種スクールにも利用できます。
教育ローンには国や財形など公的ローンと銀行や信販会社などの民間ローンがありますが、公的ローンは細かい条件などがあり使い
勝手が悪い面があります。
民間ローンの場合は住宅ローンのように固定金利や変動金利があり、来店不要で手続きが完了したり、審査期間が公的ローンに比べ
短かったりなど使いやすくなっています。
ローンの内容は企業により違いますが、大まかにいって借入可能額は10万円~500万円、最長借入期間は据え置き期間を含めて11年く
らいとなっています。
子供に「きちんと教育を受けさせたい」と思うのは親の愛情の証でもあります。優良な教育ローンを活用しましょう。

あなたはどうしてもほしいダイニングチェアがありました。しかし高額です。78万円でした。あなたは就職して2年目でまだ貯金も1
2万円しかありません。さて、あなたはダイニングチェアをあきらめますか?
常識的に考えるならあなたはダイニングチェアを買うことはできません。なぜならお金がないのですから…。
しかし文明国である日本ではあなたは買うことができます。ローンです。ローンはこのようなときのためにあるのです。昔の人なら
言ったはずです。
「借金なんかしやがって…。モノは現金で買うものだ」
でも、文明国になった今の時代は違うのです。経済システムが発達した現在では違うのです。進化した経済システムは性別、年令に
関係なく人間を平等にしました。
もしローンというシステムがなかったなら収入が多い人しか高額なものは買えなくなってしまいます。しかし、収入の少ない若いあ
なたもほしいものを買う権利はあるのです。それを可能するのがローンです。
ローン会社の事件がありローンが罪悪視されている昨今。マスコミを中心にローンを利用することが「悪」という風潮があります。
違うのです。ローンは様々な人にチャンスを与える道具なのです。
その道具を使いこなすことが大人になる第一歩です。
ある社長が急に60万円の必要に迫られました。たまたま現金が用意できませんでしたので「車を担保にローン」という看板があった
ことを思い出しました。社長の車はベンツです。しかも中古ではなく新車を購入したものです。早速、社長は金融会社の事務所に出
向き契約書にサイン、捺印をして現金100万円を受け取りました。
3日後、出張から戻り金融会社に現金を持参したのですが、事務員はなにやら「あやふやな態度」でベンツを返そうとしないのです。
怒りを覚えた社長が問いただすと事務所の社員は答えました。
「もう、ベンツは売り払ってしまった」

悪徳業者はどの業界にもいるものです。そんな業者の餌食になってはいけません。
今の時代はいくらでもキャッシングローンがあります。ついどれでも同じと思いがちです。しかし全てが安心できるローン会社では
ありません。
また利息も7%~29%と大きな幅があります。できるだけ低金利のキャッシングローンを利用したいものです。
基本的に、審査が甘いローン会社ほど金利は高く設定されています。先ほどの社長くらいでしたら最も低い利息で借りることができ
たはずです。それを安易によく調べもせずローン会社を利用してしまった結果があの結末でした。
急な出費に役に立つキャッシングローン。普段から利用するローン会社は決めておきましょう。
現代社会ではローンは今や生活に切っても切れないシステムです。全くローンを利用していない人を探すほうが難しいほどです。ほ
とんどの人はローンを適切に利用していると思いますが、中にはローンを借りすぎて多重債務者に陥ってしまう人もいます。そして
多重債務者を食い物にしているのが悪質業者です。
悪質業者に騙されないためには前もって知識を蓄えている必要があります。今回はそのやり口を紹介します。
まず、電話ボックスなどに貼ってあるチラシ。これは全く信用しないでください。このチラシの業者に真っ当な業者はいません。
次に、整理屋。一部の悪徳弁護士が悪質業者と提携しているケースです。弁護士に少しでも異変を感じたなら弁護士会法律相談セン
ターへ電話をしましょう。
3番目に、買取屋。クレジットカードで換金性の高い高額の商品を買わせてそれらを半額以下で買い取る業者です。冷静に考えるなら
無駄なことがわかるはずです。
最後に、090金融。チラシに携帯番号しか記載されていなかったなら悪質業者と決め付けてしまいましょう。
以上、簡単に書きましたがほかのやり口もあるはずです。悪質業者はローンで苦しんでいる人を見つけるのが仕事です。これらの業
者に騙されないためにローンは計画的に利用しましょう。
あなたはローンを1本化することのメリットをご存知でしょうか。
もし、あなたが幾つかのローン会社からお金を借りているなら「1本化」することを検討してみるべきです。
キャッシングローンを利用している方の多くの方が年利18%~25%以上の金利で借りています。しかし、ある金融機関ではこれより
低い金利で貸し出すことを行っています。しかも幾つかのローンをまとめる目的で貸し出しを行っているのです。
もちろん審査はありますが、試してみる価値はあります。何故なら支払額が圧倒的に少なくなるからです。
例を挙げます。
ある方が200万円を3つのローン会社から借りているとします。現在の状況ではほとんどのローン会社が年利18%で貸し出していま
す。ある銀行では、こうした幾つかのローン会社から借りている方を対象に「おまとめローン」という商品を販売しています。この
「おまとめローン」は年利13%ですからその差は莫大なものとなります。
仮に7年で返済するとしたなら総支払額は約40万円も安くなるのです。また、数箇所にローン返済をするよりも1つのローン会社に返
済するほうが手間が省けるのは間違いありません。
昔と比べ今の時代は消費者の選択の幅が広がっています。その幅を生かすも殺すも貴方次第です。先ほどの例で言いますと40万円を
「ローン会社にあげる」か、それとも「自分で使う」かはあなたのちょっとした行動で決まります。ローン会社を味方にするか敵に
するか…さて、あなたは…。
昔、「月賦」で今「ローン」。分割払いの呼び名です。名前は違っても内容はほとんど同じです。つまり何回かにわけて商品を購入
することです。高額商品を買うときはとても便利です。
キャッシングローンという言葉も生まれました。お金を借りて分割で返済することです。
どちらもお金を借りることでは同じです。そして何を買ったかというと「手数料」という「サービス」を買ったのです。
クレジット破産という言葉があります。たくさんの商品を分割で買ったあげくに毎月の支払いが生活を破綻させたものです。一つの
商品の支払いは少なくともそれが積み重なると膨大になります。ついそれを忘れてしまった結果です。
私が、今問題だと思っているのは「リボルビング払い」についてです。これは毎月一定額を支払うだけで何度でもローンを受けられ
るからです。そこには手数料への意識を薄めさせる要素があります。返済方法は慎重になりすぎるということはありません。よ~く
考えてくださいね。
ローンは包丁と同じです。本来の使い方をするならおいしい料理を作れますが、使い方を一歩間違うと殺人の道具にもなってしまい
ます。
ローンをポジティブな道具にするかどうかは使う人が決めます。たくさんの種類のローンがある世の中でローンを有意義に使い夢の
あり生活を送りましょう。
日本人はローンを嫌う性向があります。この性向が日本人の貯蓄率は世界一と言われている所以だと思いますが、「借金は悪」と決
め付けることはあまりよいことではありません。
アメリカのように貯蓄率がマイナスになるのはあまり褒められてことではありませんが、貯蓄することが全てよいわけでもないのです。
経済は「お金が循環」することで成り立ちますが、貯蓄ばかりをすることはその「循環」を止めてしまうことになります。適度な借
金をしてローンを組むことは経済上は貢献することでもあります。経済を活性化させる手っ取り早い方法は「住宅を売ること」と言
われる所以です。
しかし一番難しいのはローンの額の「適度」さです。難しい理由は個人の資質が関係しているからです。例えば、計画性のある人で
したら収入の3割くらいまでなら大丈夫でしょう。しかしズボラな人が収入の3割もローンの支払いがあったなら早晩破綻することは
目に見えています。ローンは包丁と同じです。うまく使えば料理に役立ちますが、使いみちを間違えると殺人道具となってしまいま
す。
高度経済成長期に「消費は美徳」と言われていました。その後経済低迷時代に「清貧の思想」という本もベストセラーになりました
が、大切なのは自分を見失わないようにローンを活用して経済に貢献することです。
商売などをやっている方は高額な設備を導入する際に悩むことがあるものです。「ローン」で購入したほうがよいのか、それとも
「リース」にして導入したほうがよいのか…。
業者は「リース」を薦めることが多いようです。「リース」のほうが売りやすいからです。例えば、「ローン」ですと毎月の支払い
は経費になりませんが、「リース料金」は全額経費になるからです。
ここでまた考える人もいるでしょう。「リース」と「レンタル」の違いはなんだろう…。
この違いで購入者にとって最も注意しなければならない点は「途中解約」できるかどうかです。「リース」は「レンタル」と違い「途
中解約」ができません。つまり「期間途中で止めようと思って」も最後までの支払いはしなければならないのです。この点は「ロー
ン」と同様です。
「レンタル」と違い「ローン」と「リース」はともに最後まで支払わなければなりません。ではどちらを選ぶべきか? 
答えは一概には言えません。営業期間にもよりますし、そのときの資金繰り状態にもよるからです。
例えば、「ローン」を組むには金融機関の審査がありますが、その時点でかなりの借入があるなら「ローン」を組むのは難しいでしょ
う。そういうときには「リース」が役立ちます。しかし何と言っても「ローン」のよさは金利が安いということです。
経営状況を見極め「ローン」にするか「リース」にするかよく考えて判断しましょう。
「与信」を辞書で調べますと、「信用を供与すること」と書いてあります。ローン会社には与信業務は欠かせないのです。このこと
は借りる側からすると簡単に「借りられない」ことを意味します。
会社員など定期的な収入のある人は容易にキャッシングローンを受けることができます。しかし全ての人がこの要件を満たしている
わけではありません。
当然、ブラックリストに載っている人はキャッシングローンを受けることができませんが、定期的な収入がなくてもキャッシングロ
ーンを受けることはできます。
昔はやはり厳しいものがありました。広告では「すぐに振り込み」などと書いてあっても審査で落とされることも間々ありました。
しかし金融の自由化により現在はより「借りやすく」なっているのは確かです。
自由化とは競争が激しくなることを意味しています。競争に勝ち残るために各社は独自の審査基準を設けています。つまりあるロー
ン会社では断られてもほかのローン会社では審査を通ることがあります。
当人に本当に返済能力があるかどうか、は本人にしかわかりません。それを画一的に決めていた過去の審査方法は実態に即していま
せんでした。
1つのローン会社に断られると、ほかのローン会社に申し込む気力も失せるのが通常の心理です。しかしあきらめないで試してみる勇
気が必要です。
こまめに調べると主婦やパートさんでも低金利で審査に通るローン会社もあります。
でも忘れないでほしいのは絶対に返済できるという強い思いだけは持ってください。
カードローンの情報は溢れるほど送られています。あなたも毎日のようにローン会社の広告メールが送られてくるでしょう。しかし
実際に申し込みはなかなかできないものです。それは「なんとなく不安」だからです。
今回は、ある大手カードローンの申し込みから完了までをご紹介いたします。
まず、ネットで必要事項に記入をして送信します。すると受付メールが届き「ご自宅に申込書」を送付する旨が書かれています。数
日後、ネットで記入した内容がすでに印刷された申込書が届きます。申込書に必要事項を記入し、印鑑を押して返送します。申込書
には電話審査を希望する日時を記入する欄がありそこに自分の希望を書き込みます。これは忙しい現代人にはとても助かります。仕
事などであまり在宅していない社会人にはうれしい対応です。
後日、希望した日時に電話がありいろいろな質問を受けます。質問と言っても問い詰めるものではなく、どちらかというとローン会
社側が「重要事項を説明すること」が主な内容であることが多いようです。今の時代、消費者保護の観点から金融機関に対して行政
側から厳しい要請がきていますのでそのためと思われます。
多くのカードローン会社は適用利率を幅を持たせていますが、電話審査のときに申込者に対する適用利率が伝えられます。もしその
利率が納得できないなら断ればよいのです。
このように現在のカードローンはとても利用しやすくなっていますので一度試してみてはいかがでしょう。

「トイチ」「トサン」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
これはローンに関する言葉ですが、ヤミ金と言われる悪徳業者が融資をするときの金利のことです。
「トイチ」とは10日で1割の利息。わかりやすく言いますと、10万円を10日間借りた場合1万円の利息という意味です。
「トサン」とは10日で3割の利息。こちらは10万円を10日間借りた場合3万円の利息という意味です。これを年利にしますと1095%に
もなります。このようなローンを返せるわけがありません。
「トイチ」「トサン」とも暴利のローンです。というより暴利を越えています。当然出資法違反です。本来は貸金業を営む場合は行
政機関に登録しなければいけいのですが、こうした業者は登録をしていません。ですから「ヤミ金」なんですね。
ヤミ金行為は3年以下の懲役または300万円以下の罰金
です。ずっと昔から取り締まっているのですが、今でも生き残っているのが現実です。
生き残っている理由は「利用する人がいる」からです。こういった業者は雑誌や新聞、チラシなどに
・審査なしローン ・自己破産でも融資 ・ローン必ず貸します ・100%融資
などと広告を出していますので、騙されないようにくれぐれもご注意してください。今、読んでいるあなたも、いざローン地獄に入
ってしまうと正常な判断ができなくなってしまいます。ローン地獄に陥る前に信頼できる人や機関に早めに相談することが大切
です。
マネー雑誌などで「フラット35」という住宅ローンを目にすることは多いと思います。しかし、その意味や内容はよく理解されて
いないのではないでしょうか。
ここではより簡単にわかりやすく説明できれば、と思います。「フラット35」を理解するきっかけにしてください。
フラット35は、ひと口で言うと公的機関である「住宅金融支援機構」が提供している安心できる住宅ローンです。「安心できる」
の意味は公的であることのほかに「長期固定金利」であることです。変動金利が主流になっている民間ローンに比べ安心感がありま
す。
これは住宅金融支援機構が民間金融機関から住宅ローンを買い取り、それを担保とする債権を発行することで実現しています。現実
的に民間金融機関で長期の固定金利を実現することはあまりにリスクが大きすぎ不可能なんですね。
最高8,000万円までのローンを組むことができますのでほとんどの方が利用範囲内のはずです。また、保証料と繰上げ返済時の手数料
がともに0円なのも魅力です。ローンを組んだ経験がないと実感しないものですが、これらの手数料はバカにならない出費なんですよ。
加えて融資を受けられる建物は一定の技術水準に達した物件だけですので、買おうとしている物件の品質を証明する役目も果たすこ
とになります。
これほど優れものの「フラット35」です。是非、ご利用なさってみては…。
通常の不動産ローンのことをリコースローンと言い、それに対してノンリコースローンがあります。
ノンリコースローンとはある意味安全安心なローンと言えます。なぜなら債務者の返済義務が限られているからです。返済義務が限
られているローンほどうれしいローンはありません。
リコースローンは借主の収入などで返済能力を審査し、場合によっては連帯保証人などを求めます。
それに対してノンリコースローンの担保となるのは融資対象物件の収益性や将来の処分価値のみです。こうしたローンを「非遡及型
融資」と言います。仮に担保となる物件を競売で売却しても債務が残ったとしても一切返済義務は生じません。
日本ではまだ追加担保や個人保証を求めるリコースローンが一般的となています。
このように特殊なローンですのでローン会社は不動産の価値を正確に評価できる能力やリスクに対する判断力が求められています。
またリスクが高いローンですので高い金利となっているのが普通です。ノンリコースローンを受けるために「特別目的会社」を設立
するのが一般的です。
また、今後金融界の競争が激しくなるにつれノンリコースローンの割合は必ず増えるでしょう。すでにアメリカではローンの主流と
なっています。
最近はあまり使われなくなりました言葉「サラリーマン金融」。マスコミなどでは略して「サラ金」と言っていました。現在は「消
費者金融」と言っています。名前は変わっても内容は「キャッシングローン」です。つまり無担保でお金を貸してくれる金融商品で
す。
「サラ金」という表現は<高利>または<恐い取り立て>といった悪い印象を与えますが、「消費者金融」は<庶民の味方>といっ
た印象があります。
実際、消費者金融はサラ金時代に比べ<借りやすく><低利>となってきました。しかし、一部の業者に悪徳業者もいますので利用
する消費者ローン業者が<安心かつ安全な業者>であるか、しっかりと見極める必要はあります。
「無担保ローン」ですから「住宅ローン」などより金利は高めになっていますが、ローン会社側のリスクを考えるなら当然です。ロ
ーンの利用者はこうしたことを考えてうまく活用しましょう。
かつては銀行などは「手間がかかる割りに儲からない」「リスクを恐れる」あまり消費者ローンの世界に足を踏み入れませんでし
た。最近になり少しずつ進出するようになってきました。「安心安全な消費者ローンを利用したい」と思っている方は消費者ローン
会社のうしろに控えている金融機関を参考にするのも選択法の一つです。
「グレーゾーン金利」という言葉を知っている方は消費者ローンに興味を持っている方です。国会でも取り上げられましたのである
程度は浸透しているのではないでしょうか。ローン、特に消費者ローンを利用している方は知っていなければならない言葉です。
日本語に直訳すると「灰色」ですが、つまり「あいまいな金利」というわけです。ローンには必ず金利がつきますが、金利には<利
息制限法>と<出資法>という法律があります。これらの法律によって消費者はローン会社から守られているのです。しかしこの
2つの法律には<すき間>があります。この<すき間>をグレーゾーンと言っています。
更に詳しく言いますと、利息制限法に定める上限金利と出資法に定める上限金利の<すき間>を指します。
消費者ローン会社はこの<すき間>の存在によって存続できていますが、最近になり<すき間>を埋めるべきである、という考えが
国会などで論議されています。
<すき間>を埋めることは簡単ですが、問題点としては「この<すき間>を利用していた消費者が借りる場所がなくなることです。
そうした消費者は無法地帯という「闇金」に向かわざるを得なくなってしまいます。
人生も金利も杓子定規に決めすぎては生きづらくなるのは同じです。<すき間>はローン会社だけに必要なのではなく、消費者にも
必要な場合があります。あなたはどちらを支持しますか?
以前、ローンと言えば棲み分けが行われていました。法律があったわけではなく、自然とお互いの垣根を守っていました。しかし金
融の自由化によりその垣根を越えなければ生き残っていけなくなりました。
それほど遠くない昔、銀行は大口のローンしか扱っていませんでした。大口のローンを扱うだけで収益があったからです。小口の個
人ローンは消費者金融会社に任せていたのです。個人ローンは「手間がかかる」という側面の1つの要因でした。しかし時代の変遷と
とも大手の銀行といえども個人ローンの分野に進出する必要に迫られてきたのです。
そうは言いましても銀行は個人ローンといった細かい案件を審査するノウハウを持っておらず、それで消費者金融会社を子会社など
にするようになりました。
そして次に銀行自身が個人ローンを始めるようになったのです。
こうしたことは、実は、私たち消費者にとってはとても喜ばしいことなのです。
低金利で借りやすくなったからです。今後さらに低金利競争は進み消費者にとってはますます利用しやすい時代になるでしょう。
このことはローン会社の格差が開くということです。私たち消費者はローン会社の特徴をよく理解し上手に利用することが大切で
す。
仮にあなたが貯金がゼロの身で住宅ローンがあるとして、そしてもし宝くじで1000万円当たったなら、あなたはどのように使います
か?
ファイナンシャルプランナーなら「住宅ローンの返済」に回すべき、と答えるでしょう。でも少し考えてみてください。
今後、あなたになにが待ち受けているかはわかりません。リストラに遭って収入の道が途絶えるかもしれません。またもしかすると
商売をしたいと思うかもしれません。そんなときあなたは新たにローンを組む必要に迫らせるかもしれません。そのときに住宅
ローンほどの低い金利でお金を借りることは不可能でしょう。
そうなのです。住宅ローンの金利はどんな消費者ローンの金利よりも安いのです。「ローンの返済」に回すことはその金利の安い
ローンを手放すことになるのです。
確かにファイナンシャルプランナーの意見にも一理はあります。ですので私なら半分をローンの返済に回し、半分は手元においてお
きます。そしていつでも自由に使える現金として準備をしておきます。
せっかく手に入れた住宅ローンの低金利、できるだけ利用することが将来のあなたに役に立つこと間違いなしです。
あなたはクレジット会社から送られてくる明細書を見たことはあるでしょうか? 特に若い方は「面倒臭いのでいちいち見ていな
い」と答えるのではないでしょう。
しかし、明細書は今のあなたの経済状況を把握し生活を見つめなおすのに役立ちます。
会社によって違いますが、明細書にはその月に利用した残高が表示されており、そして「ご利用限度額」や「キャッシングローンの
限度額」などが書かれています。
そこで注意深く見てほしいのはキャッシングローンの欄に書いてある「利率」です。もちろん会社により異なりますが、ほとんどの
会社が25%以上になっているはずです。高いところでは出資法限度額ギリギリに近い29%になっているところもあります。
それでもあなたは意識することなく利用することがあるかもしれません。
しかし、よく考えてください。時代は金融自由化の真っ只中にあります。ちょっと調べたなら金利12%でキャッシングローンが組め
るローン会社がたくさんあります。
ローンは現金がないときに利用できる便利なシステムです。しかしそれを有効なシステム、便利なシステムにするかどうかはあなた
が決めるのです。
あなたが社会的に認められるならそれに伴って「限度額」も「ローン利率」も低くできることを忘れないでください。
あなたはクレジット会社から送られてくる明細書を見たことはあるでしょうか? 特に若い方は「面倒臭いのでいちいち見ていな
い」と答えるのではないでしょう。
しかし、明細書は今のあなたの経済状況を把握し生活を見つめなおすのに役立ちます。
会社によって違いますが、明細書にはその月に利用した残高が表示されており、そして「ご利用限度額」や「キャッシングローンの
限度額」などが書かれています。
そこで注意深く見てほしいのはキャッシングローンの欄に書いてある「利率」です。もちろん会社により異なりますが、ほとんどの
会社が25%以上になっているはずです。高いところでは出資法限度額ギリギリに近い29%になっているところもあります。
それでもあなたは意識することなく利用することがあるかもしれません。
しかし、よく考えてください。時代は金融自由化の真っ只中にあります。ちょっと調べたなら金利12%でキャッシングローンが組め
るローン会社がたくさんあります。
ローンは現金がないときに利用できる便利なシステムです。しかしそれを有効なシステム、便利なシステムにするかどうかはあなた
が決めるのです。
あなたが社会的に認められるならそれに伴って「限度額」も「ローン利率」も低くできることを忘れないでください
知っているようで知らない「ローン」。あなたはいったいどれだけローンについて知っているでしょう。金融界に勤務している人で
なければ詳しくは知らないのがローンの知識です。
一般の人が最も目にする機会が多いのが消費者ローンです。次に住宅ローンが続きます。あとは車など高額商品を購入するときに利
用するローンもあります。それ以外にもたくさんの種類のローンがあり、現代においては生活するうえでローンは不可欠な金融商品
と言っても過言ではありません。
こうした現状の中でローンの知識をしっかりと「持っている」と「持っていない」ではあなたの人生は違った結果となります。ロー
ンの知識はあなたの人生を大きく左右します。
ローンで一番大切なことは金利です。年利3%と30%では支払額が約10倍にもなってしまいます。しかし不思議なことに金利にあまり
関心のない人が多いのも事実なのです。単純に1ヶ月の支払額だけで判断している人が多いのです。しかしこれほど不利益なことは
ありません。
例えばーわかりやすいように大雑把に言いますとー3000万円を35年ローンを組んだ場合、金利が1%違うだけで総支払額はなんと
約600万円も違ってくるのです。あなたのちょっとした金利への意識が600万円を自分のものにするか捨てるかを決めます。
もしあなたが車を分割払いで買ったとします。そんなときあなたは「ローンで買ったのか」「クレジットで買ったのか」わかってい
るでしょうか?
たぶん、ほとんどの人が「わからない」と答えるでしょう。
分割払いで買ったあなたは、車検証の所有者の欄を見たことがないのではないでしょうか? ほとんどの人は見ていないものです。
車検証の所有者の欄を見ると「ローン」「クレジット」どちらで買ったかわかります。もし所有者が販売店になっていたなら、あなた
はクレジットで買ったのです。もし「ローン」で買ったなら所有者にはあなたの名前が記載されています。
実は、所有者の欄に購入者の名前が記載されていることは少ないのです。販売店はローンよりクレジットを利用することが多いから
です。
では、どちらが購入者にとっては得なのでしょうか?
答えは、金利だけに限ればローンのほうが得なのです。しかしローンは手続きが面倒ですのでほとんどの方が販売店の用意するクレ
ジットを意識することもなく申し込んでいます。
もし金利の安い分割払いで購入代金を支払いたいのなら是非オートローンを考えてみるべきです。
200万円の車を5年間の分割払いで購入したとき、金利が5%と8%では総支払額は約16万円も違うのですから。
ローンには次のような種類があります。
「カードローン」「住宅ローン」「オートローン」「おまとめローン」「目的別ローン」「事業者ろーん」などです。
カードローンは若い人を中心に最も利用されているローンです。カードローンも大きく銀行系ローンと信販系ローンの2つにわけるこ
とができます。しかし現在はこの境目がなくなりつつあります。今までは銀行系と信販系ですみわけがありましたが、金融自由化に
より競争が激しくなり銀行系が信販系の領域に進出してきたからです。
この状況は企業にとっては厳しいことですが、消費者にしてみますと好ましい状況です。それは安い利息で借り入れがやりやすく
なってきたからです。
住宅ローンはサラリーマンが家を購入できる最大の要因です。もし住宅ローンがなかったなら家を購入する人は激減するでしょう。
そのような便利な住宅ローンはうまく利用するなら人の一生の中で最も人生に貢献するローンと言えます。
近年、注目されているローンが「おまとめローン」です。数社のローン会社から借りるより1社から借りているほうが便利でかつ有利
です。
このように、ローンをうまく使いこなすことがこれからの時代を生きていくうえで重要な要素です。
現代の生活にローンは欠かせない商品です。キャベツや靴下などは選ぶ際に商品を必ずチェックするはずです。例えば虫が食ってい
ないか、とか糸にホツレがないか、などよく見てから買います。しかしローンに関しては判断する材料がわからない人が多いもので
す。それは専門用語が多いからではないでしょうか。
そこで、ここではローンで最も大切な<金利>に関してのよく使われるけれど「よくわからない専門用語」をご紹介します。
<アドオン方式>
貸付金額と貸出期間と利率をかけて算出した利息額と、貸付金額を総合した金額を返済回数で割って1回の返済額を決める金利計算方
法。現在はアドオン金利の表示は禁止されています。もしアドオン金利を表示しているローン会社があったなら要注意。
<実質金利>
名目金利からインフレ率を差し引いた利率。名目金利はマイナスになることはないが、実質金利はマイナスもあり得ます。
<リボルビング返済>
毎月の返済額を事前に決め、毎月の返済額と利用額の合計額を合わせて最終的な返済回数が決まっていく返済方法。スーパーなどで
はリボルビング返済を薦めることが多いが、実は金利が高いので利用者は負担が大きい。
ローンを活用するなら豊かな生活ができます。しかし使い方を誤ると貧乏になるための道具となります。ローンを使いこなしましょう。

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このページには、 2007年12月 以降に書かれたブログ記事のうちローン用語解説 カテゴリに属しているものが含まれています。

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